余 談 ・ ・ ・

塗装業とは? 

「どんな事をしているのであろう・・・?」
っと考える方もいると思うので、簡単に説明してみる。

塗装は、化学である。(バケガク)

簡単に云うと、「樹脂を金属に見せたり、表面の汚い金属を綺麗な金属に見せたり」こんな感じで
素材を化けさせることができる。
感性とセンスが必要とされる。 
勿論、表面の塗膜性能をコントロールする事も出来るのである。
傷の付きにくい塗装
樹脂に対して、タバコの火を擦っても変色しない塗装
油性マジックで落書きしても、水で消せる塗装 
耐アルコール性 耐薬品性 耐人工汗 耐候性 耐摩耗性などをコントロール出来る。

色調は無限っと云っていい程あるので、
メーカーオリジナルの色調をオリジナル色として作れるのである。

美観を向上させることから・・・
まっ・・・女性の化粧に似ているっとも云われている。 
代表> 女性も化学か・・・?

身近な塗装品 例: 携帯電話は全て塗装がされている

ある大手メーカーの部品
参考写真
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左側が、素材の状態 表面にムラがある
右側が、塗装後の商品 ムラがなくなり色調が統一されている。


まっ、この商品は、美観よりも塗膜性能を重視しているタイプなのだ。
「傷が付きにくい・錆びにくい・汚れにくい塗装」

【塗装の話・・・】

  

塗装と、一言で言っても色々な物がある

工場で一番生産数の多い商品は下記の画像。


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上の2個は塗装前の素材

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中央の商品が塗装前の素材
皆さんも見たことがあるはず・・・・^^
ある物の部品です。

さて〜 なんでしょね〜(笑)


この写真は、一例である。
実際には形状が25種類 色調が8色ある。
多いときで 月/10万個を生産している。
(25×8=200機種を、500個単位で10万個の注文に備えているのである。)

最初の頃は、「こんなややこしい商品 むりじゃ〜い!!」っと云っていたのであるが・・・
人の能力は恐ろしいのである・・・
慣れると普通に出来るのである。
200機種あるのだから、勿論、品名も200種類ある。
慣れると当たり前のように品名が思い浮かぶのである。

諦めず、努力し続けると、いずれ出来るようになるのが人なのだ。

「人、仕事に賢し」 正に、この言葉である。


しかし・・・月/5万〜10万個も生産していると云うことは・・・
経済は好転しているのであろう。


【塗装の話・・・】付加価値

  

【美観を美しくする】

塗装を施すだけで、高級感がUPし 付加価値が高くなる

例:

素材画像
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素材画像組み立て
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塗装後
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塗装後組み立て
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色数
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この塗装は、パールカラークリヤータイプである。

特殊家電製品。



正に、化学である。

ありがとう

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